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【高配当】 減配見送りの XOM(エクソンモービル)から高配当投資を考える 【2020/05/10】

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◇ 米高配当株(XOM)の決算から投資を考える

米高配当株(XOM)に対して「減配しなくてよかった」というコメントをよく見ます。
果たして本当にそうでしょうか? 今回は XOM の決算から投資を考えます。
私は投資では常に EPS を見て投資をしていくべきだと思っています。
なぜか、EPS 以上の配当はタコ足配当になっているためです。

タコ足配当│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券

私からすると 減配した会社は経営としては正解ではないか?と思います。
(※株主利益という点は置いておいておきます)
財務的に言うと、配当とは純利益から出すものであって
それ以上を出すという行為は大きなリスクです。(減配せずは将来への先送り)
配当性向が 100% 以下であれば余裕があるため理解できます。
しかし、これをオーバーしている場合はいつ減配してもおかしくありません。
(※下では適正配当としています)

◇ 適正配当を考える

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XOM の決算を見てみます。
直近半年の平均は 約 1.00$、年間ベースでこのままいくと 約 2.00$ です。
配当は 0.87$ を維持なので年間(4回)3.48$となり EPS をオーバーしています。
適正配当(約 2.00$)からみた利回りを考えると実際は 4.5% ほど。
業績からみた利回りを考えると、そこまで高配当ではありません。

連続増配銘柄を維持しているから良かったのか?というと、
そうでもないのが財務状況や決算内容から見ると分かります。
XOM が減配しないのは将来的に業績が改善するという
見込みで先送りしていることと変わりません。
決算状況から減配したロイヤル・ダッチ・シェル (RDS)は適正配当を考えると
経営としては正しい選択ではないかと私は思います。

⇒ 一時的にタコ足配当になっても、将来業績が改善すれば問題ない

これ確かにそうです。ただ、もう一度上の画像を見てください。
XOM は既に1年ほど EPS 低下が継続しています。( 0.5$前後)
コロナが収束するとして、消費活動は依然のように戻るでしょうか?
そういった点も承知の上で投資をしていかないとリスクが高くなります。
減配リスクを抱えたままの XOM は配当維持で安心するのではなく、
リスクを内包したままになった点に注意するべきです。

 

◇ 高配当投資では決算確認が重要

⇒ 配当利回りだけでは本当に割安かは分からない。
  適正配当を考慮するなら、決算を確認する必要がある。

高配当投資は基本的に決算を確認せずできるものではなく、
配当利回り < 適正配当 になっているか常に考える必要があります。
(※高配当銘柄のほとんどは 配当利回り > 適正配当)
表向きの利回りだけで投資をすると減配が発生し、
株価と配当金が共に下がっていく事態も想定されます。
EPS が減少するということは企業価値そのものが低下しているためです。
この点は土台であり、そこから将来性なども考慮されていきます。

保有銘柄が減配になったとき、それが偶然なのか予兆があったのか
ということを考えてみるのも投資では大切です。(´・ω・`)

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