個別株投資(高配当投資、グロース株投資)では出口戦略が必要
私はバフェット太郎さんの「米国株投資に出口戦略は必要ない」には異論があります。
米国株(個別株投資)に出口戦略が必要ないっていうのは危ないと思うんです。
出口戦略が必要ないということは どんなことがあっても売却しない ということになります。
でもそれはすごくリスクが高く、「高配当投資なんてオススメしないですよ!」という記事にも書きました。
それって業績が悪くなっても(一時的でも長期でも)投資を続けるって事になりますよね?
大きな悪材料が出た場合でも同じことになります。
私は出口戦略が必要ないものは個別株投資ではなく、インデックス投資だと思うのです。
(インデックス投資であれば、業績や材料での急落のリスクは避けられ終わりもほぼない)
出口戦略は高配当投資(個別株投資)ではむしろ大事な部分。
高配当投資の場合は業績が悪くなった時、材料で急落した場合に理由を確認する必要があります。
もしかしたらいつの間にか業績が低迷し、タコ足配当になっている可能性もゼロではありません。
業績が好調でないと株価はほとんどの場合で下落します。(EPSが低下するのだから普通に考えれば当然)
それが通用するのはNYダウは好調な場合(地合いが良い時)に限られてくると思います。
業績と株価がどっちも低迷すると配当をもらったとしても、長期で損失をペイできない可能性が高まります。
高配当投資(個別株投資)をする場合は必ず業績確認することを強調したいです。
(上記があるため私は決算書を見るのが苦手な人には個別株投資はオススメしません)
私のサイトは弱小サイトなので、ここで書いたとしても影響力なんてたかが知れているハズです。
しかしバフェット太郎さんは米国株での影響力が物凄いある方です。
そういった点を踏まえると多くの人が「大丈夫なんだ!」と思うと私は思います。
しかし私は高配当投資をするのであれば、出口戦略を絶対作ったほうがいいと思います。
出口戦略は2種類あり、「利確」と「損切」になりますが、特に損切ルールは必須です。
米国市場は今までがいくら右肩上がりといっても絶対がないのが相場。
いつ反転しても慌てないように、最悪の場合を考えておくことは投資家として大事です。(`・ω・´)