米国株(ADR)VOD(Vodafone)の減配
米国株(ADR)のボーダフォンが減配されました。
この件については少し思うことがあるので書いておこうかなと思います。
当サイトでは企業分析を行い、世界の高配当銘柄(個別株)へ投資しています。
その観点から当然ながらここもスクリーニング対象に入っていました。
大企業であり、高配当(当時は10%近い)という投資先としては一見魅力的だからです。
とはいえ自分はここには投資していません。
高配当でも投資先に該当しなかった理由
ここが投資先にならなかったのは以下の理由があります。
①近年の業績が不安定
②EPS 以上の配当を行っていた
直近の業績が不安定であり、EPSもマイナスが目立っています。
2016年と2017年では純利益が出ていないにも関わらず配当を出しているため、
かなり厳しい状態なのが伺えると思います。
今回の件も業績がやや不安定なことと、純利益がでていないときがあることを考察すれば
高配当というだけで投資は行うことはまずない思います。
EPS がマイナスということは純利益が出ていない企業ということ。
そういった場合に配当を継続していたり、業績が不安定な企業は注意したほうが無難です。
当サイトではそういったリスクを除外して銘柄を探しているため、
今回のようなVOD株で起った減配はある程度避けられると思っています。
高配当株である理由
高配当株である理由として考えられるのが以下の3つ
①減配リスク ・・・ 減配されることを予測しての下落
②経営リスク ・・・ 業績が下がることを予測しての下落
③情勢リスク ・・・ 政治・経済情勢が不安視されての下落
①、②は出来るだけ避けたいところです。(今回のVOD株に当たる)
③に関しては例外的に買いである場合が多いです。
それは企業単体の価値があまり反映されていないためです。
この点についてはどこかで詳しく記事にできればと思います。
(ここは EPS の話題になり VOD株 の話から逸れるため)
VOD株はネットでも調べると結構でてくるので、話題性のある銘柄ですよね。
減配、株価急落の影響は大きそうです・・・。(;^ω^)